2016/04/01
中古車で一番初めに目にするのが“外装”です。
せっかくの車ですから、始めから傷だらけなんて嫌なものです。
外装のチェックは傷だけではなく、凹みがないかも確認します。特に塗装が上手だと凹みがよくわからないような塗り方がなされていることもあるので注意。
まず全体をチェックする、そこから細部をチェックしていきましょう。
全体を見てから細部を見ることで見そこねを減らし、小さな傷や凹みも見つけやすくなります。
タイヤ周囲のボディーこと『フェンダー』は、走行時に壁や街路樹に当てやすく、傷がつきやすい場所です。
購入前には前輪と後輪の両方のフェンダーをチェックしましょう。
斜めから見ると傷がわかりやすく、フェンダーに写り込んだ景色から車体の歪みを見ることもできます。
ドアパネルもキーホルダーや買い物袋で傷がつきやすい場所です。
車体と同じく、斜めから見ることを心がけましょう。用途によっては特に凹みやすい場所なので注意。
バンパーは切り返しを行う際に左右の先端を擦りやすく、前面から見ても傷が目立つほど注目されやすい場所です。
このため、バンパーだけ修理(もしくは交換)してから中古車として販売している会社もあります。あらかじめ店員に聞いておきましょう。
ボンネットは走行中に飛んでくる石などで傷や凹みを起こしやすい部分です。
面積が広い分、普通に治すと1万円以上はします。必ず小さな傷だろうと見逃さず、見上げたりしゃがんだりして確認しましょう。
ボンネットと水平になるように視線を合わせると、確認しやすくなるでしょう。
ボンネットと同じく、飛び石によって傷がつきやすい部分です。
フロントガラスは走行中の視界と直結しますので、走行時の気温の変化や洗浄剤などで傷が広がる可能性もあります。まずは傷がないかの確認を行いましょう。
そして、もし傷を見つけたら、どのような処置を行ってくれるかをスタッフに尋ねてみましょう。スタッフの対応も中古車を買う上で大切なポイントです。
ドアミラーは両面とも飛び石や車庫入れなどで傷をつけやすい部分です。
特に車を乗り降りしたり、駐車を行うときに必ず見る場所なので、ささいな傷でもひどく気になるものです。
できるだけ傷がないものを選びましょう。