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2016/02/23
中古車でよく言われる話として「車についている走行距離メーターをリセットし、新品のように見せて高値で販売する」という話を耳にします。 確かに走行距離はワンプッシュでリセットできる車種もあり、加えて車体も綺麗なままだと新車と見分けがつかないことも多々あります。しかし、相当な距離を走っている以上、エンジンなどの劣化は避けられず結果として中身ボロボロの商品を高値で掴まされるというお話です。
この話がどこまで中古車の風評を貶めているのはわかりませんが、少なくとも走行距離メーターを販売業者が改ざんすることはまずなく、加えてリセットしても走行距離はある程度割り出すことが出来ます。
実はお客様が普段から目にし、なおかつ走行距離をリセットできるメーターは「トリップメーター」と呼ばれています。メーターが2つあると思いますが、旧来の機械式であれば下に表示されている数字のみがリセットでき、上の数字はリセットできません。したがってお客様の手で新品に見せようとしても限度があります。 一方、上側にあるお客様の手ではリセットできないメーターを「ODO(オド)メーター」といい、これこそ総走行距離を示すメーターになります。こちらはディーラーや工場で用いられる特殊な機械がなければリセットすることができません。
もしお客様の手でODOメーターを弄ったとしても、車検で走行距離を記録しているので直ぐにバレてしまい「走行距離不明車」として非常に安値(もしくは買い取り不可)として扱われます。 このような二重三重の処置があって初めて総走行距離の信頼性が維持されているのです。